この記事では、Teachme Bizで実現できない動画編集のうち、Windows11に標準で備わっているアプリを利用し簡単に使用する方法をご紹介します。
記事内には詳細な操作マニュアルもリンクしております。
Teachme Biz で動画編集をする際には、動画のトリミングや、一時停止して文字や図形を入れるマーキング、字幕の追加を行うことができます。
一方で、動画編集ソフトで行うような高度な編集機能は持ち合わせておりません。
特に「音声を上から重ねたい」「再生速度を変えたい」などのお声はよくいただきます。
ただ、動画編集はいい事ばかりではありません。編集に時間がかかる、改定の手軽さが失われるなどのデメリットもあります。
動画編集のメリット・デメリットについてもまとめてありますので、そちらも併せてご覧ください。
※本記事でご紹介するアプリ「Clipchamp」はMicrosoft Corporation社のサービスです。本記事で紹介している操作手順は、Microsoft 非公式となります。
※2026年5月時点の情報です。バーションアップ等により、操作手順や画面表示が変わっている場合がありますので、ご了承下さい。
Windows11標準アプリを使った動画編集
動画の再生速度を変更する
こちらは、動画の再生スピードを変更する方法です。
利用者がマニュアルを実際に閲覧するときは、なにかの業務の傍らでマニュアルを見たりすることが多いです。
そんな方に10分、20分動画を見続けてもらおうとするのは非常にハードルが高く、結果的に見られなくなってしまいます。
ある程度速度が速くても理解できる動画は、最初から2倍速や3倍速で作成するなどのやり方で訴求すると閲覧の負荷が減り、マニュアルを見る人のストレスも抑えられます。
また、動画の一部分だけ再生速度を変更する手法も効果的です。
動画マニュアルを作成していると、例えば
- 料理のマニュアルで、ひたすら野菜を炒めているシーンがある。
- 補充関係のマニュアルでひたすら液体を入れ続けるシーンがある。
など、必要な行為さえ理解できれば、後は飛ばしてしまっても良いシーンが含まれてしまっている場合があります。
そんなときには炒めるシーンや補充のシーンだけ10倍速や20倍速にし、早送りでスキップすると、マニュアルを見る人の時間を大幅に短縮できます。
Clipchampで音声付きの動画を作成する
こちらは、パソコン上の画面を使いながら音声付きの動画を作成したい時のマニュアルです。
- パソコンでのシステム操作など、音声なしの動画に説明(ナレーション)を入れたいとき
- PowerPointのスライドショーに音声をつけた自動再生動画を使いたいとき
のような場面で活躍します。
システム操作など、画面を操作しながら、解説音声とともに収録することで、より分かりやすい動画を作成することができます。
あらかじめボイスレコーダーアプリなどで動画に合わせた音声を録音しておくことで、動画に音声での指示を差し込めます。
(最後に)動画編集のメリット・デメリット
様々な活用シーンと共に動画編集のマニュアルを紹介してきましたが、動画やその編集にはメリットだけではなくデメリットがあります。
メリット
- 情報量が多く、実際の業務内容・手順を具体的にイメージしやすい
- 字幕や音声を入れることにより、伝えたいことを補足できる
- まとまった時間で集中して、事前に「学習・記憶」することに向いている
デメリット
- 設備や運用変更による動画の撮り直し・編集に人手と時間がかかる
- 一部の修正・差し替えが難しい
- スキマ時間などで、わからない手順だけを「参照」することには向いていない
目的や更新性を考慮したマニュアル作りをしましょう
- 「事前学習」を目的にしているのか、「業務中の参照」が目的なのか
- 過剰品質になっていないか
- 更新のしやすさも考え、更新を続けて行けそうか
編集後の利点だけでなく、マニュアルの目的や得られる効果に対して、時間をかけることに十分な価値があるかを念頭に置きながら、マニュアルの作り方を意識していただくと良いでしょう。