今回の記事では、 2021年6月15日(火)に開催されたTeachme Bizユーザー交流会〜飲食企業様偏〜についてのレポート、「株式会社JR東日本クロスステーションフーズカンパニーの取り組み」をお届けします。
株式会社JR東日本クロスステーションフーズカンパニーの取り組み
登壇者:定成様、桑名様
首都圏のエキナカを中心に約500店舗を展開。そば屋、カフェ、駅弁屋、ベーカリーなど様々なタイプのレストランを開発・運営するJR東日本クロスステーション株式会社の定成様、桑名様に発表いただきました。
▼導入の目的
4年前にTeachme Bizを導入した背景ですが、店舗スタッフの5〜7割が学生中心で、年度で毎年2割アルバイトの入れ替わりがあります。そのため毎年のように時間帯責任者の育成が必要で、さらに毎月のように初期トレーニングが発生します。
そのため、マニュアルの一元化やペーパレス化もありますが、「アルバイト教育の均質化」と「社員の教える伝える労力の軽減化」が当初の大きな目的でした。例えば新しい新商品とかを集合的に教えておりましたが、Teachme Bizの導入より集合研修の実施をしなくてもTeachme Bizを通して研修を行えるようになりました。
▼現在の取り組み
現在は「全従業員がTeachme Bizを閲覧している状態」、「QSCの均一化」を目指して取り組みをしています。会社の合併もあり、Teachme Bizに馴染みのない業態の人たちはTeachme Bizに何が載っているのか知らないため、いかにTeachme Bizを見てもらうかという点で新しい浸透施策を実行しました。
▼浸透施策
パート・アルバイト社員に見てもらう施策として「グッジョブ・グッドホスピタリティ」という取り組みを行いしました。自店舗で上がった良い取り組みや良いサービスを他店舗へ水平展開する取り組みとなります。先行して導入したのはベックス・ベッカーズチームで行っておりました。どちらもチェーンオペレーションのため、一つの店舗であがったことは、どの店舗でも活用できる利点がありました。
「グッジョブ」は作業面を取り上げ、新しいレジの導入に関してや事務所の整理整頓術などの取り組みをTeachme Bizで水平展開することで、他店舗の要望があれば同じレジの導入を検討、また他の店舗が取り組みをまねて実践など波及するのがねらいです。
「グッドホスピタリティ」は接遇面を取り上げる施策となります。これまでお客様からいただいたお褒めの言葉をメールで配信しておりました。こちらをTeachme Bizに切り替えたことですぐに見ることができる状態を作りました。
▼今後について
これまで、店舗や業態を限定してTeachme Bizを展開しておりましたが、2回の合併を経てより大きな会社となりました。今は他の業態に展開するため本社に事務局を置き、Teachme Bizを管理する体制を作りました。商品や本日紹介しましたグッジョブ・グッドホスピタリティに限らず、社内ルールの統一や衛生環境のマニュアルなど、まだまだ全社向けのコンテンツを構築する段階です。
まだまだTeachme Bizを知らない業態のほうが多いため、見てもらうためのルールや更新頻度を高くするなど、「見て気持ちの良くなる内容」にしていきたいと思います。
またお客様からいただいたお褒めの声やご指摘等も再発防止の観点でもTeachme Bizなどで展開することも必要だと考えております。これから手広くやろうとしていますが、このように進めていこうと考えております。
JR東日本クロスステーションフーズカンパニー様の取り組みに関しては以上となります。
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これからもスタディストでは、オンライン形式でのユーザー会を今後も計画中です。
次の開催を是非お楽しみに!